年寄りのたわごと

若い新人市長支え「小樽再生」を

5月10日付けの北海道新聞は小樽後志版に「縮む小樽―人口12万人割れー」

と極太活字の大見出しで、おまけに本社ヘリから小樽を俯瞰した航空写真ま

で添えた記事を峰村秀樹記者と中野訓記者の署名入りで掲載しました。


「大仰な」とも思える紙面での扱いの割には、記事の中身は深みのないうす

っぺらな感じがしてなりませんでした。


「住民基本台帳」に基づいた小樽市の人口が5月8日時点の速報値で12万人を

下回ったことをあれこれ計算して、このままでは「早ければ1年程度で北見市

を、2年程度で江別市を下回り、道内7位から9位に転落する可能性がある」と

見通し、その人口減少の原因は「社会減」と「少子高齢化」だとして様々な数

字を並べ、小樽職安所長と商工会議所会頭のわずか2人のコメントを交えて縷々

説明を加えています。


「社会減」について「…就業先は増えているものの、多くの職種で小樽より高

賃金の札幌が選ばれている」ため札幌への流出が増えているがその理由として

「札幌に転居するのは、都会暮らしの期待も大きいのだろう」という小樽職安

所長の前田氏の認識不足のコメントにはビックリさせられました。

就業先は増えいると言っても結婚、出産、育児ができる賃金が得られない就業

先がいくら増えても転出に歯止めはかからないのでは…。


「少子高齢化」に対する山本秀明商工会議所会頭のコメントに至っては、これ

が小樽経済界のトップの認識かと首を傾げてしまいます。


私にはこの記事は電話を傍らに置いて机上で書かれた「手抜き記事」と思えて

なりません。


なぜなら、20 万人を超えていた人口が12万人を切ってしまった人口減少に歯

止めがかからず今日に至った真の原因はどこにあるのかがまったく触れられて

いないからです。

これほど大仰に構えた記事を掲載するなら、市民の声や政財界や学者、専門家

などもっと広範に渡ってジックリと脚で稼いだ取材を行うべきと思います。


特に、これまでの自民党・公明党・民進党(社民党)、商工会議所、連合小樽の

5団体が支えてきた保守市政やその市政に迎合してきた小樽市議会はこれまで

何をしてきたのか?。最近、「森井市長降ろし」に積極的で、3期12年に渡っ

て小樽市政を欲しいままにしてきた山田勝麿前市長の釈明の弁を聞いてみた

いと思っている市民は多いのではないでしょうか。


市議会についても同様です。自分たちの無能力を棚に上げて森井市長に対する

非難決議を連発することで自らのアリバイ作りに汲々としている市議会に責任

はないのかなど、市民が知りたい部分がスッポリと抜け落ちたている今回の付

け焼刃的な記事の掲載を急いだ北海道新聞の狙いはどこにあったのでしょうか?。


広報おたる5月号によると、小樽市は平成31年度から始まる新しい総合計画の

策定にあたって実施した「市民アンケート」の結果を報じ、この結果を踏まえ

て総合計画へ市民の意見を反映させるため「小樽市民会議100」を開催する準

備を進めています。

若い、新人市長を中心に、十分、不十分は別として「新しい小樽づくり」が動

き始めようとしています。


一方、広報おたると一緒に織り込まれてきたおたる市議会だより第67号には平

成29年第1回定例会で自民・公明・民進が相も変わらず「いつまでこんなこ

とに拘っているのか」と言われても致し方のない質問を続けていることを伝え

ています。


このあたりで市民そっち除けの「駄々っ子」姿勢を改め、もっと大局的な見地

から「新しい小樽づくり」のため市民に見える姿勢を示してはいいがでしょう

か。


また、山田( 勝麿)さんも、市財界のお偉方の皆さんも、若い新人市長任せにせ

ず、率先して「新しい小樽づくり」に手を貸してはいかがでしょうか。


それにしても4月29日付けの「対立 先鋭化の一途」や今回の記事に至るこれま

での傾向を見ると、自・公・民・商工会議所・連合小樽を核とする「森井市長降

ろし」の側に偏った記事が目立ち、中立・公平さなど微塵にも感じられません。

地域の有力メデァと自認する割にはその役割を果たしていないように私には見

えて仕方がないのですが…。ま、紙面が埋めきれず苦肉の策だったというなら

話は別なのですが…。















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