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年寄りのたわごと

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「牧野・森井往復文書」③

牧野中央バス社長と森井小樽市長の間でやり取りされた「往復文書」

の最後です。


                    北中バス本総発第15号

                      平成29年5月23日


小樽市長 森井 秀明 様


                      

                    北海道中央バス株式会社

                  代表取締役社長 牧野 和夫


       小樽市内バス路線に関する考え方について(回答要請)


 前略 平成29年5月10 日付樽ま推第41号「平成29年度の地域公共交

通に関する取り組みについて」において、貴殿から当職に貴市の平成

30年度における「地域公共交通網形成計画」策定に向けた平成29 年

度の重点的な取り組みのご報告を頂きましたが、平成29年3月14日付

北中バス本総発第28号「小樽市内バス路線に関する考え方について」

において、当職から貴殿に「再確認と改めて要請」した下記3点の事

柄に関して、具体的な回答を頂いておりません。

 当社事業計画への影響もあることから、5月31日までにご回答をお

願い致します。

 尚、当時、当職から貴殿に宛てた「平成29年3月14日付北中バス本

総発第28号」を念のため添付させて頂きますので、併せてご確認をお

願い致します。


                記


〔再確認と改めての要請事項〕

1.貴殿が『赤字覚悟の事業を事業者が無条件で受入れなければ協議会を

 開催できない』との発言を、否定した事への当職からの抗議に対する

 回答


2.当職から『小樽市域内の現状を正確に把握したうえで、交通網をどう

 維持する考えなのか』との確認に対する回答


3.貴殿に「早急に期限を切った法定協議会の立ち上げ」を要請している

 ことに対する具体的な設立時期の回答

   

                              以上



上記「文書」に対する森井小樽市長からの回答文書の内容はつぎの通り

です。


                          樽ま推第54号

                         平成29年6月2日


北海道中央バス株式会社

代表取締役社長 牧野 和夫 様


                      小樽市長 森井 秀明


      小樽市内バス路線に関する考え方について(回答)


 時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。

 日頃より、市政各般にわたり御理解を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、平成29年5月23日付け北中バス総発第15号にてお寄せいただき

ました、小樽市内バス路線に関する本市の考え方につきまして、下記の

とおり回答いたします。


                 記


1 平成29年3月2日付け樽ま推第262号にて回答いたしましたが、1月19

 日の会談の際、協議会開催するにあたり、『赤字覚悟の事業を事業者が

 無条件で受入れなければ協議会を開催できない』と私が発言したとのご

 指摘につきましては、このようなことは申し上げておりません。

  私の申し上げたことは、単に不採算路線に国の支援を充てるというこ

 とではなく、赤字と黒字の路線も含めて、必要な路線について、国の支

 援なども活用しながら、将来にわたり市民にとって利用しやすい持続可

 能な公共交通が必要であるという趣旨でであります。

  そのため、自治体、交通事業者がそれぞれの責務において連携して取

 り組む必要があり、これまで長年にわたり市民生活に必要な足である小

 樽市内バス路線の大半を担ってきたという経緯を鑑み、御社が公共交通

 を中心に担っていただきたいと考えております。


2   本市において、人口減少や少子高齢化により、市民による公共交通の

 利用が減少している一方、本市を訪れる観光客の増加に伴い、インバウ

 ンドを含めた観光客の移動手段のニーズが高まっているものと認識して

 おります。

  このような本市の状況を勘案した場合、今後の本市のまちづくりを考

 える上で公共交通は大変重要なものであることから、本市の公共交通の

 現状や問題点、市民等利用者の声を踏まえて、自治体、交通事業者それ

 ぞれの役割や責務において連携し、将来にわたり市民にとって利用しや

 すい持続可能な公共交通体系の構築に取り組んでまいりたいと考えてお

 ります。


3   本市としては、平成30年度中に「地域公共交通網形成計画」を策定した

 いと考えておりますが、策定にあたり、行政が中心となり、まちづくりと

 連携し、面的な公共交通ネットワークの再構築に取り組まなければならな

 いことからことから、協議会の設立時期については、現在、銭函地区をモ

 デル地域に選定し、行政として地域公共交通に対する役割や課題などを把

 握するとともに、他都市の取り組み状況を調査、研究した上で、判断して

 いきたいと考えております。




以上、それぞれ3通の「文書」のやり取りをへて、牧野中央バス社長は平成

29年6月22日付けで「北中バス本総発第17号 小樽市内バス路線に関する

考え方について」を森井市長に「通知」した文書につながるわけです。

 

 この「文書」を受けて北海道新聞が、8月20日付け3面「アングル」で牧

野中央バス社長と森井市長との文書でのやり取りを「交通網計画巡り市長と

中央バス対立」との見出しで大々的に報道。

 

 記事によると、これに慌てた市議会建設委員会(委員長 千葉美幸=公明)

所属の議員が牧野中央バス社長のもとに馳せ参じる一幕があり、その後、

8月25日に建設常任委員会が開かれ、上石明建設部長に「行政としての役割

責務の認識が甘かったと思う」との答弁をさせています。

(こういうところが私が、いまの市議会を好きになれないところです)。

 

 道新記事によると、6月22日の文書を眼にしたある市議(誰?)が「6月の文

書は中央バスの最後通告だ。速やかに対応しないと、路線てったいや減便が

現実になる」とコメントしたとありますが、これこそ、牧野中央バス社長の

もとに大慌てで駆け参じた際に、キツイネジを巻かれたことの現れだと思い

ます。


 また、これまで建設委として法定協議会について一度も議論してこなかっ

たと言います。8月25日の建設常任委では自分たちの無責任ぶりを覆い尽く

すかのように、上石建設部長を攻め立て、11月を目標に設置する考えを引き

出しています。


 最後に、牧野中央バス社長の一連の文書を通読してみると、期限を切って

早急に法定協議会を立ち上げよと迫っていますが、急ぐ理由があまりにも企

業本位であり、中央バス全体では黒字なのに、小樽の赤字をこれほどクロー

ズアップさせその解消を急ごうとする…ま、営利を目的とする企業である以

上、分からぬわけではありませんが、あまりにも性急すぎるのではないか?

と首を傾げたくなりました。

















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